ダンススクールの選び方はどこをチェックするべきなのか、悩みを抱えているという人も多いのではないでしょうか。ダンスは健康やダイエットにもメリットがある趣味として近年ブームになっていますが、独学で始めるのは難しいため、ダンススクールに通う人は多いですよね。
そこで今回は、楽しくダンスを続けるために知っておきたい、ダンススクールの選び方についてポイントごとにご紹介していきましょう。
ダンススクールを選ぶ際にチェックすること
ダンスの種類が多いように、ダンススクールもそれぞれ特徴がありますので、これから習う人は自分に合う場所かどうか慎重にチェックして判断してみましょう。その際に何を基準にするとよいか、ダンススクールの選び方のポイントをご紹介していきます。
ダンスを始める目的を明確にしておこう!
ダンススクールに通いたいと思ったのは、何かきっかけがあったからでしょう。ただダンスしたいだけなら、自宅で動画を観ながら練習することは可能ですが、ダンススクールに通うのは自分なりの目的意識があるためです。
スクールにはそれぞれ魅力や得意なことがありますので、自分がダンスを始める目的に合っているかどうか判断することが大切。そのためにもなぜダンスを習いたいのか、通う理由を明確にしておきましょう。
ストレス発散、リズム感を養う、健康維持、ダイエット、ダンサーを目指しているなど、自分に最適なレッスンを受けるためにも目的を定めておくこと。仲間を見つけたいなら個人レッスンよりもグループレッスンのほうがメリットがあるように、思っていたのと違う…ということにならないよう、事前に自分の心と向き合っておきましょう。
ロケーション
ダンススクールは駅前や大型ショッピングモール内など、ロケーションはさまざまです。何かを「習う」ということは大きな意味があり、続けることが上達の秘訣にもなりますので、ダンススクールの選び方はロケーションを意識しておきましょう。
たとえば仕事帰りならオフィスの近く、休日に通うなら自宅の近く、アクセスがよい駅前など、自分にとって通いやすい立地かどうかを必ずチェックしておいてくださいね。
規模の大きな全国展開しているダンススクールなら、どのスタジオでもレッスンが受けられる場合もありますので、スクールを固定せず柔軟に通い分けたい時におすすめです。
費用を考える
ダンススクールの選び方でまずコストを重視する人も多いかもしれませんが、ダンススクールの費用は入会金やレッスン料など、場所によってさまざまです。
メインとなるレッスンは月謝制とチケット制があり、月謝制の目安は6,000円~10,000円、チケット制は1回2,000円~3,000円が目安とされています。発表会があると別途費用がかかることもあるので、念頭に置いておきましょう。
長く続けるためにも、負担にならない費用範囲内でダンススクールを選ぶことをおすすめします。
習いたいダンスレッスンがあるかどうか
たとえばバレエ教室でヒップホップダンスは習えませんので、ダンススクールを選ぶ際は自分がどのジャンルを習いたいか考えておきましょう。ヒップホップ、ジャズ、アイドルダンス、社交ダンス、ロックなど、ダンスのジャンルはとても豊富です。
まだジャンルが決まっていない人は、ネットでダンス動画をチェックして、気になったものを絞っておくと選びやすくなるでしょう。習いたいジャンルが決まっている場合は、スクールでそのレッスンを行っているかどうか。
また全般的に複数のジャンルを扱っているダンススクールもありますので、なかなか決まらない時はこちらもおすすめです。
施設の使いやすさ
ダンススクールの選び方で忘れやすいのは、施設の管理状態です。フロアが綺麗に清掃されているか、ロッカー室やトイレなどが綺麗に管理されているか。またダンスのレッスンはインドアで行うため、空調設備もチェックしたいところです。
仕事帰りに習うなら大きな荷物を抱えるのは大変なので、通う状況を意識しながら施設内も判断しておきましょう。
生徒の態度やレッスンの雰囲気
ダンススクールに通うのが不安に感じるのは、どのような人が習っているのかわからないためではないでしょうか。自分だけがダンスが下手、年下の人ばかりなど、違和感があるスクールにはできれば通いたくないですよね。
生徒の態度が悪く皆が集中できないなど、自分が習う状況をイメージしてみると雰囲気に馴染めるかどうか判断できるでしょう。人気があるダンススクールは、生徒とインストラクターなど、スタッフとの関係がとてもよいことが特徴。習う以上は真剣にやりたいところなので、メリハリのあるクラスの雰囲気が大切ですね。
インストラクターの選び方のポイント
ダンススクールの選び方でとても大事なポイントは、インストラクターとの相性。どれほどスキルが高いプロのダンサーでも教え方が上手とは限りません。では、インストラクターを選ぶ際に意識したいポイントを見ていきましょう。
わかりやすく教えてくれるか
もしインストラクターを選択できる場合は、わかりやすく教えてくれる人を選びましょう。自分のダンスレベルに合わせて丁寧に指導してくれるかどうかが大切。
ダンスは人前で披露することもありますので、いつまでも教わっているばかりではなく、自立して自分のスキルをアピールすることもスクールで習いたいことのひとつです。
丁寧に教えてくれながらも、生徒の能力を引き出して個性をアピールできるような教え方ができるインストラクターはおすすめです。上手くできないところで正解を教えるだけでなく、なぜできないか原因から教えてもらうことも上達に欠かせないポイントになるでしょう。
現役でダンスをしている
ダンスはファッションのようにトレンドがありますので、時代と共に変化していきます。これに合わせて教えることのできる現役のダンサーなら、インストラクターとしても信頼できるでしょう。
基礎的な部分は変わらなくても、ダンスの流行を理解したうえで指導してくれる人のほうが、習う側も興味や関心を抱きやすくなるでしょう。現役のダンサーとしてイベント出演やコンテストに参加するインストラクターなら、生徒と同じ目線で勉強意欲を持ってダンスに取り組みます。
好感度の高さ
優しすぎてもスキルアップにはなりませんし、難しい顔をしてレッスンするインストラクターだと緊張してしまいます。自分と相性が合うことは、習いごとをするうえで大切なポイント。
質問や相談にいつでも親身に対応してくれるかどうか、また笑顔が素敵でダンスを根っから愛している好感度の高い人かどうかも肝心です。生徒の好みを作らず、誰にでも同じ態度で接してくれるような人として魅力的なインストラクターを選びましょう。
体験レッスンで最終チェック!
ダンススクールの選び方はいくつかのチェックポイントがありますので、失敗しないためにも気になるところをいくつかピックアップしたら体験レッスンに参加してみましょう。
アクセスのよさ、レッスンの雰囲気、インストラクターとの相性など、実際にレッスンを受けてみると納得できるポイントがあるはずです。体験レッスンは無料で行っているスクールが良心的。オンラインから簡単に予約もできるので、最終チェックとして参加しましょう。
まとめ
ダンススクールの選び方は、どうしても譲れないこだわりもあるはずなので、優先順位からひとつひとつ判断してくださいね。同じ希望と不安、そして情熱を抱えて習い始める仲間がいることを思い、楽しくダンススクールに通えるようポイントごとにチェックしてみましょう。