すっぴん肌をもっとツヤ肌に改善したい時、スキンケア以外からもできることはあります。普段はメイクでカバーしているすっぴん肌のトラブルですが、ツヤ肌になればメイクもさらに楽しく変わっていくでしょう。そこで今回は、肌トラブルでもよく聞かれる、すっぴん肌の改善ポイントについて5つの方法を詳しくご紹介していきましょう。
洗顔を見直す
すっぴん肌を美しく改善するには、汚れを残さないよう洗顔の習慣から見直しましょう。洗顔はメイクしない時でも毎日することで、間違ったやり方では肌に負担がかかってしまいます。
泡洗顔で優しく洗う
すっぴん肌にツヤがないのは、肌の乾燥やハリ不足が原因といわれています。乾燥はどの肌タイプ、年齢でも注意したいことで、洗顔は肌の潤いをとりすぎることもあるので丁寧に慎重に行いましょう。
おすすめは、毛穴の汚れもとりやすくなる「泡洗顔」。洗顔の定番となっていますが、ただ泡をたっぷり作るだけではすっぴん肌を綺麗に仕上げることはできません。
最初にぬるま湯で肌表面の汚れやほこりを洗い流してから、泡立てネットで作ったきめ細かい泡を顔に広げていきます。洗う時はゴシゴシ摩擦せず、泡の粒をコロコロと肌の上で転がす感覚。毛穴が目立つ時は、泡を押しつけるようにすると肌のトーンアップが狙えます。
ツヤ肌になるクレンジングと洗顔料を使う
クレンジング剤は界面活性剤を使用したものが多く、肌の負担になりやすいので、乾燥を防ぐためにもミルクやクリームタイプで保湿効果が期待できるアイテムがおすすめです。
アイメイクが濃い場合は、専用リムーバーできちんと落としてからクレンジングを使いましょう。メイク汚れが残ると色素沈着にもつながり、すっぴん肌がくすみやすくなるので要注意。
洗顔料は汚れの吸着力が高いクレイ成分や、肌本来のツヤを守る弱酸性アミノ酸系の肌に優しいものなどもおすすめです。
保湿ケアを徹底する
すっぴん肌をツヤ肌に改善するには、毎日のスキンケアが重要です。とくに保湿は素肌の潤いを守りアップするステップになりますので、より効率的で効果的な保湿ケアを始めましょう。
水分と油分のバランスを意識する
いつも何となく化粧水とクリームを使っている人は、これからは丁寧な保湿ケアを意識してみてください。洗顔後は潤いが逃げやすい状態なので、すぐに化粧水で肌を整えて水分を補います。その次は、油成分が入った乳液で肌の水分にフタをして閉じ込めます。
皮膚が薄い目元や口元はこれだけでは乾燥しやすいので、乳液を重ね塗りしてもOK。シワやシミなど、自分の悩みに合わせた美容液やクリームでスキンケアを仕上げましょう。
すっぴん肌のツヤは、水分と油分のバランスが大切。皮脂分泌が多いTゾーンは少し控えめに、夜はとくに肌の潤いを補うケアが大切です。
ブースターで保湿力をアップ
すっぴん肌を改善するなら、スキンケアアイテムからもアプローチしてみましょう。基本的にツヤ肌は乾燥知らずなので、デイリーな保湿ケアは欠かせません。
しかし毎日使っている化粧水などの基礎化粧品だけでは、どうしてもカサつきやハリ不足が気になる…ということもありますよね。肌に負担をかけないためにも、相性のよい基礎化粧品は継続して使い、ブースター美容液をプラスすることもおすすめです。
たとえば化粧水の美容成分をもっと浸透させたいなら、洗顔後すぐに使うブースター美容液がおすすめ。または、スキンケアの最後に潤いを閉じ込めるハリ美容液などもあるので、肌の状態に合わせて工夫しながらスキンケアアイテムを選んでみてください。
外出先でスキンケアをする
すっぴん肌を改善するコツは、自宅でのスキンケアだけではありません。日中の外出先、空調システムや外気など、肌は過酷な状態にさらされています。次の方法で、気になる時は肌を改善しておきましょう。
ミストで保湿
すっぴん肌をツヤ肌に改善するためには、日中の乾燥を防ぎ保湿することも忘れてはいけないポイントです。外出中は肌が乾燥する要因がたくさんあり、朝スキンケアしただけでは長時間持続できないことも。
肌のカサつきが心配な時やエアコン、ヒーターの風が気になる時は、メイクの上からミストしましょう。ミスト容器にいつも使っている化粧水を入れて携帯してもよいですし、ミスト化粧水を使うのもおすすめ。
スプレーする場合は正面からではなく、ミストを上方向に向けてななめに落ちるようにかけるとアイメイクやファンデの崩れを予防できます。
バームでケア
すっぴん肌を改善するコツは、乾燥しやすいポイントの集中ケアです。全体的にくすんで見える肌は、目じりのシワや乾燥小じわなどが原因の場合もありますので、外出先ではバームでポイントケアをしてみてください。
乾燥するとメイクの上に乾燥じわが出てきますので、とくに注意したい目じりは気づいたら少量のバームを軽く叩くようにして塗布。そのままではべたつきが気になるので、油分はティッシュでOFFしてパウダーファンデーションなどで抑えておきましょう。
グリッター入りのバームもあるので、メイク崩れを直しながら保湿することもできますね。
食事で肌によいことをする
肌本来の美しさがわかるすっぴん。ツヤがなく、たるみやシワ、シミなどが目立つとテンションが下がってしまいますよね。肌の土台から改善することはすっぴん肌にもメリットが期待できますので、健康な肌環境を導く食生活のコツを見ていきましょう。
ツヤ肌に導く食生活のポイント
すっぴん肌をツヤツヤにするには、3食きちんと食べることが大切です。また、無理な食事制限や暴飲暴食を避けてバランスのよい食生活を意識しましょう。その際に水分補給は肌の潤いにも大切なことなので、食事の際に水を飲んだり、いつもマイボトルを持ち歩いたりして忘れず水分補給することもおすすめです。
おすすめの食べ物
腸内環境を整え、肌のデトックスにもメリットが期待できるのは善玉菌の多いヨーグルト。アミノ酸を含むたんぱく質はコラーゲンのもとになるので、脂肪の少ない肉や卵、豆類などもツヤ肌におすすめです。
そしてビタミンB群の多い野菜や果物、乾燥肌を内側からケアする可能性のある必須脂肪酸のオリーブオイル、皮膚を健康に維持する効果が期待できるビタミンAが豊富なニンジンや小松菜などもおすすめです。
オイル系のスペシャルケアをする
ツヤ肌にはオイル系のスキンケアがとても有効なので、カサつきが気になる時にチャレンジしてみましょう。
オイルマッサージ
美容オイルが近年とても人気なので、すっぴん肌をツヤツヤにするためにもスペシャルケアとして週1～2回のオイルマッサージをプラスしてみましょう。マッサージ前は蒸しタオルで顔を温めて毛穴を開いておくと、さらにオイル成分が浸透してマッサージ後のハリや弾力が感じられます。
美容オイルで保湿
美容オイルは、乳液の代わりに使える軽いテクスチャーのものや、メイク前のツヤ仕込みとして使うアイテムもあります。乾燥を防ぎツヤを復活させる効果が期待できるので、あらゆるシーンで活用しましょう。
美容成分が配合されているものやべたつきが少ない純度の高いもの、添加物フリーで肌に優しいものがおすすめ。オイルが肌に合わないこともあるので、使った翌日の肌の状態を確認して判断してみてくださいね。
まとめ
すっぴん肌を改善する方法は、スキンケアから食事まで色々なことができますので、今日から取り入れやすいものにぜひトライしてみてください。洗顔後の肌が輝いていると、一日テンションもアップするでしょう。
