運動嫌いな人の心理については、自分でも理解しておきたいと思うことがありますよね。運動が嫌いだな…と感じる理由を知ると、今後の行動を変えられる可能性もあるでしょう。
では今回は運動嫌いな人の心理を詳しくお伝えしていきますので、日常を改善するために役立てていただけると幸いです。
運動嫌いな人の心理とは
運動嫌いな人の心理には、どのようなものがあるのでしょうか。まずはこちらの内容から詳しく見ていきましょう。
疲れることが嫌い
運動が好きな人であれば、トレーニングの疲労感は達成感を得られるでしょう。でも運動嫌いな人にとっては、疲れを感じてしまうことが多いのです。
日ごろから仕事がハードな人や、体力があまりない人は、運動をして疲れることが嫌いなので運動から遠ざかってしまう可能性があるでしょう。
休みの日にはゆっくりしていたい思いもあるので、運動をする機会があっても避けてしまう傾向にあるのです。
自分にとって気持ちが向かないものの場合は、始めるとしてもかなり勇気が要るケースもあるでしょう。
筋肉痛になりたくない
運動をすることにより、筋肉痛が起こる可能性もあるでしょう。以前にこのような経験をした人は「もう運動はこりごりだ…」と思っている場合も。
特に運動不足の人は、久しぶりに運動をすると強い筋肉痛に襲われることもあるのです。そうすると、「もう運動をしたくない」という気持ちになるでしょう。
最初は興味や好奇心から始めたことであっても、筋肉痛を味わったために運動を継続できなくなってしまうパターンもあるのです。
モチベーション維持がしにくい
目的が明確ではない場合には、運動をしてもモチベーションを維持できずに途中で続かなくなってしまうでしょう。
ハードな運動ばかりを無理に続けてしまうと、疲れてしまうことが多いです。そしてやる気が出なくなり、運動嫌いな心理になる可能性もあるのです。
自分に負荷をかけすぎてしまうと、より運動に対して興味が持てなくなるリスクもあるでしょう。
例えばダイエット目的で、自分を追い込むタイプの人もいますよね。でもモチベーションが維持出来ずに、挫折してしまう可能性が高いのです。できるだけ無理のない範囲で取り組むことが大切でしょう。
運動する時間が惜しい
日々仕事が忙しい人は、時間に追われているので運動をする時間に対して惜しいと感じてしまうのです。
自分にとっては運動よりも優先してやらなければいけないことが多いので、運動する時間が後回しになり結局やらないままになる場合も。
心身に余裕がないこともあり、日々多忙な人は運動にかける時間が惜しくなってしまう傾向にあるでしょう。
運動嫌いな心理になりやすい人の特徴
運動嫌いな心理になりやすい人には、共通する特徴があります。ではこちらの内容を詳しくお伝えしていきましょう。
体力がない
体力がない人は、少し運動をするとすぐに疲れてしまう可能性があります。すると運動嫌いになる場合もあるでしょう。
本来は体力がないからこそ、運動をして体力をつけたほうがよいかもしれません。でも体力をつけるための軽い運動であっても、苦痛に感じる人もいるでしょう。
できるだけ体力をつけるためには、運動に対しても前向きに取り組んでいくようにすることが理想的ですね。
体が硬い
体が硬いと自覚をしている人も、運動嫌いになりやすい可能性があります。「体が硬いから筋トレは無理」と最初から諦めてしまっている人もいるでしょう。
でも体が硬い状態を放置していると、肩こりや腰痛の原因になる可能性があります。そして血流が悪くなることもあるかもしれません。
できれば軽いストレッチから始めるようにして、凝り固まった体を少しずつほぐすように普段から意識したいですね。
面倒なことを避けたい
運動嫌いな人は、面倒くさがりな人が多いと言えるでしょう。このタイプの人は、何をするにも億劫に感じる可能性があります。
そうすると、運動を始めたとしてもなかなか長続きしない場合があるでしょう。明確な目標や目的がないとしたら、面倒に感じてしまう気持ちを変えるのは難しいもの。
できれば自分なりに興味を持てて、「これをしていれば自分にとってプラスになる」と思えるものを見つけられるのが理想的ですね。
時間やお金に余裕がない
日々仕事が多忙で時間に余裕がない人も、運動に気持ちが向かないことが多いですよね。でも運動したくてもジムに通うお金がなかったり、ジョギングのウェアやシューズを購入するのが面倒だったりすることもあるのです。
実際に本格的に運動がしたいと思うと、それなりに時間もお金もかかるでしょう。ダイエットをするためには、ジムに通うお金以外にも痩せるためのアイテムを購入する必要があるかもしれません。このため運動嫌いな心理になりやすいです。
運動嫌いな心理になった時の対策
運動嫌いな人が状況を改善するには、いくつかの対策があります。では、こちらの内容について詳しくご説明していきましょう。
運動嫌いの原因を理解する
なぜ自分は運動嫌いなのか、原因を理解するところから始めてみましょう。原因としては、過去の経験や心理的要因が多く、運動が苦手で成功した経験が少ないことなどが挙げられるでしょう。
このようなケースでは、自分の気持ちに正直になり負担に感じない運動から始めてみるのもひとつの方法です。
運動していて楽しいと感じたり、達成感を得られたりすることにより運動を好きになれる可能性は充分にあるのです。
目標設定をする
最初から高い目標を設定するのではなく、現実的で達成しやすい目標を決めるようにしてみましょう。
すると、モチベーションを維持しやすくなります。そして自分自身の努力を認めやすくなるでしょう。
小さな目標を設定して達成した後には、また次の目標を設定することも大切です。成功体験を積み重ねていくと自信をつけていける可能性が高いでしょう。
楽しめる運動を見つける
自分なりに興味があったり、やってみたいと思ったりする運動を見つけたとしたら、実際に試すようにしてみましょう。
自分のライフスタイルに合った運動を見つけると、日々が充実することが期待できます。他の人と一緒に運動することで、仲間意識が強くなり、交友関係を広げるのも可能になるでしょう。
例えばダンススクールやスポーツジムに行くことにより、新しく出会えた人たちと一緒に運動を楽しめるようになるのです。
食事や睡眠を改善する
運動嫌いな人の中には、体力がなく体に余裕がないという人も多いです。体質を改善するためには、食事と睡眠を見直すことが必要です。
まずはバランスの取れた食事を摂るように意識してみましょう。そして規則正しい睡眠を得るためには、毎日できるだけ同じ時間に就寝して起床する習慣をつけることが大切です。
就寝前にスマホやPCなどのブルーライトを浴びるのは避けるようにして、リラックスできる状態で読書やストレッチを楽しむとよいですね。
まとめ
運動嫌いな人の心理には様々なものがあるため、自分自身が運動に興味がある場合は、勇気を出して行動してみることも必要です。
実際に体を動かしてみると、メリットがあると感じられる場面もあるかもしれません。そして自分にできることが増えたと感じると、自信につながり今までよりも自分を好きになれるでしょう。
一人で運動を始めることに抵抗がある場合は、友人に相談をしたり一緒にダンススクールやスポーツジムなどの見学に行ってみたりするとよいですね。
