ウエストポーチをおしゃれにコーデしたいけれど、意外と難しい…と思う人は多いのではないでしょうか。スマホなどの貴重品を持ち歩くのに最適で、しかも両手が空くのでエクササイズにもぴったりなウエストポーチ。
さまざまなデザインがあり、ひとつ持っているととても便利なアイテムです。とくにエクササイズ中は、ファッションアイテムとしてプラスすることもできますので、今回はウエストポーチをおしゃれにコーデする方法や選び方などを徹底解説していきましょう。
ウエストポーチについて
旅行、買い物、散歩、あらゆるシーンで使えるウエストポーチ。最近はジョギング、ダンスレッスンなどのエクササイズでカッコよくおしゃれに使っている人も増えており、ファッションの一部にもなっています。まずはウエスストポーチとは何か、メリットやデメリットなど、特徴をご紹介しましょう。
ウエストポーチとは?
ウエストポーチとは、腰に巻いて小物を入れるベルト状のバッグです。袋状になっているものや小さいバッグタイプなど、さまざまなデザインがあり、登山者が山小屋に大きなリュックを置いて最小限のものだけを持ち歩く際に使うこともよくあるアイテム。
お財布、スマホ、ハンカチなど、大切なものを体に密着させて携帯できるので、海外旅行中にも活用されるものです。ウエストポーチとよく混同してしまうものが「サコッシュ」。
ウエストポーチのようなサイズ感がありますが、肩から斜め掛けして使用するため、ウエストポーチのような体のフィット感がないことが特徴です。
バイクのツーリングで使う「ヒップバッグ」もウエストポーチの仲間のひとつ。呼び名は色々とありますが、腰に巻くバッグを一般的に「ウエストポーチ」、また体に巻いて使うものを「ボディバッグ」と総称することもあります。
活用するシーンについて
ウエストポーチは、車の鍵やイヤホン、メモ帳、お財布、スマホなど、最低限の所持品を収納できます。活用するシーンは、夏フェスなどの野外レジャー、犬の散歩、カジュアルファッションのアイテム、さらには通勤や通学で使うことも。ジョギングなどのエクササイズ用もあるので、さまざまなシーンで活躍します。エクササイズ用のフィット感があるものは容量は少なめですが、ストレッチ素材なのでスマホとお財布などを入れるスペースは確保されています。
メリット
ウエストポーチのメリットは、現代らしいおしゃれとしてプラスできるアイテムであることがまず挙げられるでしょう。バッグを手で持つよりも腰に巻くだけで断然今っぽくなるアイテムです。
大流行したのは1990年代。近年再びトレンドになっており、ウエストポーチは男女共にファッションアイテムとして人気があります。そしてメリットは荷物の取り出しやすさ。
腰に巻いてあるので、肩から掛けている時よりもサッとバッグに手が届き、とても快適に必要なものが取り出せることも魅力です。容量は少ないのですが、貴重品を持ち歩けるため、大きなバッグの中に手を入れてスマホを探すような手間はありません。
また、ウエストポーチは両手が空くので作業がしやすいこともメリット。手ぶらで買い物したい時やエクササイズ中、物を運ぶ時なども普通のバッグより断然便利です。
デメリット
ウエストポーチのデメリットは、たくさんの物を入れられないことです。大きな荷物を持ち運ぶなら、それなりのサイズのバッグでないと難しいでしょう。
また、カジュアルな印象になりがちなので、スーツを着るようなフォーマルなシーンでは使えないこともデメリットです。ボディバッグの場合は、利用者の年齢幅はそれほど広くないので、歳を重ねると不釣り合いになりやすいことも要注意。
そして素材に注意しないとベルト部分が伸びてしまうなど、選ぶ際にもチェックするポイントがいくつかあります。
ウエストポーチをおしゃれにコーデするコツ
ウエストポーチをおしゃれに見せるために、もファッションとのバランスや付け方はとても大事なポイントになります。では、おすすめのコーデ方法をご紹介していきますので、ぜひ活用してみてください。
ベルトとしてアクセント風にする
ウエストポーチをおしゃれにコーデするコツは、腰に巻く場合はベルトのようにファッションと合わせることができます。シンプルなセットアップならシルバーのウエストポーチなど、光系の素材でアクセントに。
存在感を意識すると、ベルト感覚でワンアクセントにしやすいデザインが色々と見つかるでしょう。おしゃれにコーデする時は、あまりたくさん物を入れないほうがよいかもしれません。
斜め掛けや腰に巻く時、どの場合でも、膨らみすぎたバッグだと少しカッコ悪く見えてしまう可能性があります。
素材で勝負する
ウエストポーチをおしゃれにコーデするポイントは「素材」です。両手が空くという利便性はもちろんですが、素材にこだわるとファッションの幅がさらに広がるアイテムです。
たとえばキルティング素材なら立体感がありますので、フレアスカートやシンプルなワンピースにプラスしてもOK。女性らしい優しくカジュアルなスタイルに向いています。
モノトーンファッションと合わせる
ウエストポーチは、洋服では難しい「差し色」としてプラスすることができます。バッグの色を活かすために、モノトーンファッションとおしゃれにコーデしてみましょう。
簡単なのは、黒コーデに合わせる方法。程よく別のカラーをプラスしたい時、カーディガンやジャケットなどよりもウエストポーチなら小ぶりで自然な差し色として使えます。
エクササイズ用ウエストポーチの選び方
ジョギングやダンス、エアロビクスなどのエクササイズでウエストポーチを使う人も増えています。その場合の選び方や付け方などのポイントをご解説しましょう。
選び方
エクササイズで使うものは、別名「ランニングポーチ」と呼ばれるように、ファッション系とは若干異なる特徴があります。選び方としては、エクササイズ中の体の揺れに対応できるよう、フィット感が高いものがおすすめ。
軽量な素材で、しかも揺れが気にならず荷物が入るかどうか、エクササイズ中に荷物が取りやすいかどうかもチェックポイントです。デザインを意識したファッション系でも、フィット感があればエクササイズに使用することは可能。
ただし揺れに対応するためにはサイズ感はとても大切なので、最初は小さめのウエストポーチやベルトのような腰巻タイプにするとよいかもしれません。
長方形や楕円形のほうが体にフィットしやすく、逆三角形などのデザインは避けたほうが無難でしょう。
エクササイズ時のコーデ
ウエストポーチのカジュアルな魅力は、メリットでもデメリットでもあります。しかし腰に巻くと下半身がすっきり見えやすい特徴がありますので、エクササイズならレギンスのコーデがおすすめ。
ミニスカートとレギンス、チュニックとレギンスなど、さまざまなコーディネートのウエストマークとして活用してみてください。スウェット上下なら、洋服の上ではなく内側に見えないように付けることもできます。
付け方のコツ
まずウエストポーチを空の状態で装着してから必要な荷物を入れてみましょう。バッグがごつごつしてしまうと、運動中にストレスを感じることもあります。
ウエストに巻いて使うなら、ゴムベルトのほうがおすすめ。休憩中は肩からショルダーバッグのように掛けたり、ハンドバッグのように腕にぶら下げて付けたりするのも方法です。
まとめ
ウエストポーチをおしゃれにコーデするコツは、何といってもファッションとのバランスです。適度な存在感がアピールできるよう、使用するシーンに合わせてみてください。
とくにエクササイズで使う場合は、機能性がかなり大事なポイントになりますので、揺れないものや耐久性があるタイプなどを意識して選んでみてくださいね。