初デートの予定がなかなか合わないのは、お互いに忙しいだけが理由でない場合もあります。気になる人との初めての食事については、約束する段階でつまずいてしまうと先が不安になる可能性も。
そこで今回は、初デートの予定が合わない原因や対策をご紹介していきましょう。
初デートの予定が合わない原因について
「今度一緒に食事したいね」とお互いに気になる関係なのに、なぜか初デートの予定が合わないことが連続する場合があります。なぜそうなるのか、考えられる原因をそれぞれお伝えしていきましょう。
時間が合わない
「今週の金曜日は暇?」「ちょっと友達と約束が…」と何度も初デートの日程が合わないと、そのまま関係が進展せず自然消滅する恐れがありますよね。
まず考えられる原因は、本当にお互いの日程が合わないこと。仕事で忙しい、交友関係が広い、趣味があるなど。ライフスタイルの違う相手とは、すぐに約束できない場合もあるでしょう。
自分の時間がないほどいつも忙しくしている人もいるので、初デートであっても話が進まないやりとりになることが増えてしまうのです。
ひとりの時間が好きだから
初デートの予定が合わないのは、ひとりの時間が好きなことも関係しているでしょう。せっかく仕事が休みの日には、たとえ好きな人が相手でもそれ以上に「ひとりでのんびり過ごしたい」と思うこともあります。
いつも残業で忙しい人やあまり休日のんびりする機会がない人は、休みがあってもデートの約束をするのを躊躇するでしょう。
基本的に生活リズムが違う人だと、初デートの予定はすぐに決められないケースがあるのです。
タイミングが悪いため
初デートの予定が合わないのは、誘うタイミングが悪いことも関係しています。どちらかが別れたばかりだったり、転職したばかりで忙しかったりするなど恋愛に集中できない状況がある場合も。
また仕事によっては繁忙期になり休みが取れないこともあるでしょう。このためお互いにタイミングが悪い時期に入ってしまうと、初デートの予定が決めにくい場合もありますよね。
会おうと思った候補日の都合が悪くなったら、また決め直しをすることが必要に。その繰り返しは非常にエネルギーを使ってしまうでしょう。
本気に受け取っていない
「今度飲みに行きませんか」「いいですね」という流れがあっても、具体的な日程が決まらないことがありますよね。
初デートの予定が合わないのは、相手が社交辞令で誘われたと思っている場合があります。仕事の関係だから、他に話題がなかったからなど。会話の流れとしてデートのような思わせぶりな態度になることもあるでしょう。
ノリのいい人ならそんな態度で異性にアプローチすることがよくあり、デートの日程まで決めるつもりがない場合も。
今後の関係を真剣に考えていない、または単なる口約束程度にしたいケースでは、初デートの日程が決めにくくなるでしょう。
アプローチされたいから
初デートの予定が合わないのは、受身の人でもっと相手から積極的にアプローチされるのを待っていることが考えられます。
「今度食事をしましょう」という誘いから次に「いつにしますか」と具体的な話題に入るのは、かなり真剣に受け止めているサイン。しかしそれが逆に自分の気持ちを知られるようで恥ずかしい人もいるのです。
受身の人はたとえ好きな異性がいても自分から近づくことはせず、嫌われないように相手の出方を待っているケースが多いでしょう。
やんわり断っているため
「いつでも暇だから」と相手に言われると、急にやる気をなくしてしまう…ということも。都合がいつでもつけられる人より、少し忙しくてチャンスを掴むのが大変な人のほうがなぜか興味を持ってしまうものです。
また恋愛対象ではない人とデートの話になると、「こちらから連絡しますね」とやんわり断られることもあります。このため初デートの具体的な約束に至らないのは、脈なしの可能性もあるでしょう。
脈ありを判断するポイントについて
初デートの予定が合わないと残念な気持ちになる人は多いですよね。しかし人によっては、もっと誘われたいというサインを送っていることもあるのです。では、日程が合わない相手の脈あり度を判断するポイントを詳しくご説明していきましょう。
具体的に暇な時をアピールしている
「いつでもいいですよ」「ではそのうちに行きましょう」など、曖昧な約束だけではなかなか具体的な日程まで決めにくいですよね。
脈ありなら相手が具体的に暇な時をアピールしていて、「週末は暇だから」「月末ならいつでも大丈夫」など、誘いやすい雰囲気を出すケースが多いでしょう。
初デートの話題にならなくても「日曜日は暇でやることがない」など、誘われ待ちのサインを送っていることもあるのです。
行きたい場所がある
「今度行ってみたいお店がある」「新しいモールがオープンしたらしいけど」など、行きたい場所を具体的に話す場合は脈ありと考えても大丈夫でしょう。
初デートの日程が合わない時、もし遊び相手や恋愛対象でないのならそこまで入り込んだ話題はしないもの。
行きたい場所を言ってもらえば「今度一緒に行ってみませんか?」と誘いやすくなるでしょう。
日程が合わない時の対策について
とても大切な初デートの約束ですが、なかなか予定が合わない状況を回避するためのコツをお伝えしていきましょう。
日程は複数提案する
「今週の金曜日の夜はどうですか?」と1日だけ日程を提案すると予定が合わない可能性が高くなりますので、誘う時は複数の日程を提案してみましょう。
「土曜日ならいつでも大丈夫です」「仕事の後なら7時以降は可能です」など、都合を合わせやすく幅広い日程にしておくと、デートに応じてくれやすくなるのです。
デートであることをアピールする
単なる社交辞令なのか、暇だから遊び相手にされるだけなのか…そんな不安があると、慎重派の人は忙しい振りをしてデートの誘いを断る可能性があります。
こうならないためにも「デート」であることを強調しデートスポットを選ぶ、二人で何をするか具体的に決めるなど、会う目的をお互いに認識しておきましょう。
「ゆっくり二人で話がしたいから」と付け加えることで、誘われた方も嫌な気はしないものです。
誘い合うこと
いつもデートの誘いに対して自分が誘われる側で断り続けると、脈なしだと判断される恐れがあります。このためもし相手の提案と自分の日程が合わずに断ったのなら、次は自分から誘うようにしてみましょう。
一方通行になると誘いづらい状況にさせてしまいますので、気があることを相手に知ってもらうためにも、都合が合わない時は自分からも協力してみてくださいね。
OKされるプランを考える
「デートはしたいけど行き先に興味が持てない…」というケースもありますよね。この場合は、相手の好みや好きそうなプランをリサーチしたうえで提案してみましょう。
グルメなら美味しいレストラン、アウトドア派ならドライブ、共通の趣味があればコンサートなどもいいかもしれません。
誘われた時にデートの内容がわからないと返事をしにくい状況になることも。しかし相手にとって関心のあるプランや場所なら、乗り気になってくれるでしょう。
まとめ
初デートの日程が合わないのは、「デート」として受け止めていいのか判断できないことも関係しています。
誘う側は相手が返事をしやすいように、いくつかのプランを提案してみることがコツになるでしょう。
何度も断られてしまうなら、しばらく時間をおいて相手の出方を待つことも必要な可能性があるのです。