ジムの服装は、普段着とは異なるシチュエーションなので悩む人は多いようです。エクササイズ用のファッションは色々とありますが、あまり気合いが入りすぎているような印象を与えるのは恥ずかしい…という思いも。
そこで今回は、ジムの服装の選び方やカッコよく着こなすポイントなどを徹底解説していきましょう。
基本ルールについて
エクササイズをすることが目的の「ジム」。そのため服装は動きやすいものがイメージされますが、何を着ていけばいいのか判断しにくい場所です。まずは一般的なスポーツジムの服装ルールについて、ポイントごとにご紹介していきましょう。
ジムのルールを確認しよう
スポーツジムそれぞれに服装に関するルールや注意したいポイントがありますので、会員登録する際に必ず確認しておきましょう。あまり厳しいルールはないはずですが、女性は肌の露出が少ないものなど、決まりがあるかもしれません。
厳しいジムだと、会員規約を守らない服装で強制退会になる可能性もあるので、いきなりジム用の服装を購入せず念のために確認しておきましょう。
スポーツジムは、一般的なフィットネスクラブのように動きやすい半袖、スポーツシューズなどの服装があり、常識的に運動をする服装なら問題ない場所。
また、スタッフが常駐しない可能性がある24時間ジムなら軽く羽織るものが必要になることもあるでしょう。最近人気があるパーソナルジムはウェアを用意してくれることもありますので、何を着るべきかわからない時は直接質問しておくと安心です。
トップス
ジムの服装は、一般的にTシャツやタンクトップなどが定番です。運動中に大量の汗をかくので、休憩中に身体が冷えることを想定し、吸汗性の高い素材を選ぶこともおすすめ。
通気性がよく肌触りがよい素材は近年増えていますので、機能的なものを選びましょう。ジム内は冬場でも一定の室温を維持しているため、半袖でも大丈夫。長袖は暑くなりすぎて動きにくいので、念のために携帯する程度でも問題ありません。
ボトムス
スクワット、ヨガ、ランニングマシーンなど、ジムの服装は下半身を柔軟に動かせるものが一般的です。伸縮性のある素材で速乾性のある素材。ジムによってはジーンズなどのパンツを禁止していることもあるので、自分では動きやすいと思っていても念のため確認しておきましょう。
スポーツブランドからは筋肉をサポートする特殊加工の素材も開発されていますので、トレーニングに合わせてボトムスを選ぶこともおすすめ。ハーフパンツ、スウェットパンツ、レギンスなどがよく見られるボトムスです。
アンダーウェア
アンダーウェアは、肌に直接触れるものなので、吸汗性や通気性などはとくにこだわりたいポイントです。ジムではアンダーウェアまで厳しくルール化していることは少ないのですが、体の動きを妨げないためにもサイズ感を意識して素材の機能性を重視しましょう。
女性ならスポーツブラの着用は必須。一般的なブラジャーだと、運動中のずれやストラップが落ちる、サポート力が少ないなどのデメリットがたくさんあります。
スポーツブラなら、激しい動きからバストを守る役目もありますので、スポーツ用品ブランドなどで購入しておきましょう。
シューズとソックス
運動に適したシューズは、ジムの基本的なルールです。多くの人はランニングシューズを選んでおり、軽く長時間のエクササイズにもぴったり。筋トレを行う場合は、しっかり踏み込む力が必要になりますので、硬めのソールにすることもよいかもしれません。
ジムによってはシューズのレンタルを行っていることもありますので、その場合は必ず自分のソックスを用意しましょう。新調したシューズを履く場合は、事前にウォーキングなどで足にフィットさせておきたいですね。外と室内用を分けておくとフロアを汚さず安心です。
こなれ感を出すジムのファッションポイント
ジムの服装で場違いなコーデは避けたいところですが、こなれ感を出してカッコよくエクササイズに集中するためにも、センスのよいファッションを意識したいですよね。それでは、ジムでおすすめのコーデをご紹介しましょう。
レギンスでカッコよく!
ジムの服装は、トップス選びは比較的楽で普段から着慣れたTシャツでも大丈夫ですが、ボトムスはわざわざ購入する人も多いですよね。カッコよくジムのおしゃれをするなら「レギンス」を活用しましょう。
普段着に使うレギンスとスポーツ用レギンスは用途が異なります。筋肉をサポートして紫外線対策や防寒など、それぞれ目的があるので、ジムで着用するものは1本あると便利。
レギンスだけではヒップのカバーが何もないので、ショートパンツとコーデする方法がおすすめです。これならトップスの丈が短くても安心。足元がすっきりするので、エクササイズにも集中できます。
柄物レギンスはチュニックとコーデ
おしゃれにジムの服装を選びたい時は、柄物レギンスにチャレンジしてみましょう。ボトムスがレギンスだけ…というのはかなり抵抗があり、しかも柄物だと目立ちますので、そんな時は無地のチュニック丈のトップスとのコーデがおすすめ。
黒のトップスなら体型が引き締まって見えますし、どのようなカラーや柄のボトムスともマッチします。ヒップがカバーできる丈のTシャツなど、レギンスとセットアップできるトップスがあると毎回着るものに悩まず安心です。
ランニングパンツとタンクトップ
エクササイズ内容に合わせてジムの服装選びをすることは大事なポイント。フロアでのストレッチやヨガなどをせずランニングマシーンだけの場合は、ランニングパンツとタンクトップのコーディネートもすっきりとまとまります。
女性なら運動中の肌の露出は控えたいところ。開脚したりジャンプしたりしない日は、綺麗な色のランニングパンツとタンクトップで軽快なコーデに決めてみましょう。
近所のジムなら、家からそのままのセットアップで出かけられます。ランニングパンツはランニング用にデザインされており、吸汗性があり長時間走っても快適で動きやすい特徴があります。ブランド名がプリントされたものなど、ちょっとしたこだわりもアピールできますね。
ブラトップ型でカッコよくコーデ
ダイエットも順調に進み、体型に少し自信が出てきたらブラトップ型でこなれ感をアピール。程よい締め付け感があり背中が見せられるので、女性らしく綺麗なシルエットがアピールできます。
ブラトップは色違いをレイヤードすることもできるので、スタイルアップが可能に。パーカーの中に着たり、オフショルダーのカットソーを身につけたりしてダンサー風のおしゃれもおすすめです。
注意したいNGの服装について
ジムの服装選びで失敗しないよう、NGの服装のポイントについてもご説明していきましょう。
派手な服装
ジムは多種多様な人が利用する場所で、集中しながらエクササイズしていますので、視覚的に邪魔にならないよう派手な服装は避けましょう。ファッションにこだわることはジムに通う楽しみになりますが、基本的には運動するための服装であることは忘れず、浮かないように意識してくださいね。
清潔な服を着用
カッコいいスタイルでも不潔な服では周囲の人に迷惑がかかります。汗のニオイやシミの対策をするなど、エチケットを守ることもジムの服装選びで大事なポイント。着用したら必ず洗濯して、清潔なスタイルでエクササイズに臨んでくださいね。
まとめ
ジムの服装選びは難しく感じてしまいますが、スポーツブランドだけでなくユニクロなどの大手ブランドでも、エクササイズ用ウェアが多数販売されています。
普段着やお出かけのファッション選びのように、これからは楽しくエクササイズできるようファッションも少しだけ意識してみませんか。