大人の恋愛は、ゆっくり進展する傾向がありますよね。学生時代や子供の頃なら一目惚れしてすぐに両想いに…とトントン拍子で恋愛ができたこともありますが、社会人になると恋愛から遠ざかってしまう状況があるようです。
それは仕事のためだけではないかもしれません。そこで今回は、大人の恋愛をゆっくり始めるポイントや、恋が始まりにくい理由を詳しくご紹介していきましょう。最近好きな人ができない…と悩んでいる人は必見です。
大人の恋が始まりにくい理由
仕事をしていると異性のことばかり意識していられないのは仕方ありませんが、大人の恋愛がゆっくりスタートしがちなのは、次のような恋愛が難しい理由があるからなのです。
出会いが少ない
大人の恋愛はゆっくり始まる傾向があるのは、学生時代のように合コンや友人の紹介など、異性との出会いのチャンスがないためです。生活のメインが仕事になると遊びは後回しになり、職場での出会いがないと恋愛のチャンスはゼロ。
そんな環境で悩む人は決して少なくありません。SNSやオンラインなどで恋活することも現在は増えていますよね。しかし大人になると「そこまでして…」という気持ちも強くなり、結果的に出会いの少ない状況を改善せず「いい人」を待っている状態なのです。
恋愛経験が邪魔する
大人になると恋愛が難しく感じるのは、過去の恋愛経験が知識として身についていることが関係しています。よくも悪くも恋愛経験は自己成長に欠かせないもの。
とくに女性は男性よりも冷静に相手を判断する傾向があり、感情的に動けないこともあります。判断する時に自分の経験値がかなり邪魔をして、人を好きになるのに時間がかかるのです。
過去の経験から学ぶことはたくさんあります。恋愛もそのうちのひとつ。自分に合う人はどのようなタイプなのか、過去の経験から学んでいる人は多いでしょう。
そのまま大人になると守りに入り、辛い経験をしないよう無難なことを選んでしまうのも、恋愛が始まりにくい理由なのです。
結婚を考えすぎる
大人の恋愛が始まりにくいのは、「結婚」を意識しすぎてしまうため。結婚と出産を同時に視野に入れる女性や、感情抜きに相手を判断していると、純粋に人を好きになることを忘れてしまいます。
将来のことを考えて恋愛をスタートさせるのは難しく、昔のように無鉄砲に飛び込んでいくこともしません。「恋愛したいのにできない…」という気持ちの裏には、無意識に自分が条件を厳しくしている可能性が考えられます。
人目が気になる
大人の恋愛がスローペースになるのは、人目を気にしてしまうから。世間体や自分の評価などを気にする大人は、恋愛が成就しにくい思考回路になっています。
好きな人に積極的にアプローチして拒否されたら皆に冷やかされてしまう、相手に恋愛感情があると悟られて友情を壊したくないなど。恋愛に積極的になれないのは、周囲のことを考えすぎて不安になってしまうためなのです。
もし好きな人と二人だけの世界なら、自分らしく相手に接することができますよね。恋が始まりにくいと感じるのは、自由に振る舞えない要因があるからなのです。
条件を意識してしまう
大人になると恋愛相手に対してこだわりが強くなる傾向があり、容姿はもちろん家族構成、趣味、価値観、年収など、色々なことを判断してしまいます。「性格はいい人なのに好きになれない…」という時、相手に何かしら不安を抱く条件があるのでしょう。
自分なりに条件のラインがあり、大人になるとどうしても譲れないものが出てきてしまいます。結婚を考えれば尚更のこと。感情のままに動けず「好き」という気持ちだけで恋愛ができないのは、必要以上に厳しい条件で相手選びをしているからなのです。
昔ほどドキドキしない
ときめきがない、ドキドキしないということは大人の悩みの種ですよね。それは経験値が高まり、自分にとって刺激になるものが減っていることが関係しています。
恋愛も同じく、色々な異性と交流していると「普通」の人ではドキドキしなくなってしまうのです。芸能人にときめくことすら減ってしまう大人。職場に素敵な人がいないと思うのも、ドキドキ感が減っているからなのでしょう。
その理由は、やはり毎日の生活に集中してしまうため。仕事がメインになると、刺激に反応する心のゆとりもなくなってしまうかもしれません。
恋愛に興味がない
大人の恋愛が難しいのは、基本的に恋愛に興味がないことも考えられます。好きになってから相手と意思疎通して付き合うまでのプロセスが面倒に感じるという人は多いですよね。
大人になると、女性は男性以上に恋愛が面倒に感じやすくなるともいわれていますので、自然と興味をなくし、好きになる対象を探さなくなるでしょう。仕事に夢中になっている人、趣味や友人関係が充実している人は、恋愛をしなくても楽しい人生を送れることも。
人付き合いが苦手な人はさらに恋愛は後回しになり、相手からアプローチされるまでは一切アクションを起こさないかもしれません。
大人の恋愛をゆっくりスタートさせるコツ
大人の恋愛はゆっくり慌てずスタートすることがおすすめですが、まずは人を好きになり相手に興味を持たないことには恋は始まりません。では、どのようにしてときめきを取り戻すか、恋をするコツをご紹介しましょう。
完全に好きにならなくても大丈夫
恋愛感情には個人差があり、気になる程度の存在を「恋愛相手」として解釈する場合や、24時間相手のことが頭から離れない状態が「恋」だと思う人もいるでしょう。
大人の恋愛をするには、100%相手を好きになる必要はないと覚えておきたいですね。それはお互いさま。「いいな」と軽く感じた程度からスタートし、最初は話し相手や食事相手などの関係から始まり、徐々に距離を縮めていくことが大切です。
最初から全てを受け入れることは人間関係において難しいため、少しずつお互いのよいところや悪いところも発掘してみましょう。
気になったらアプローチ
人を好きになるためには、ただ相手を眺めているだけではNG。いいなと感じたりもっと知りたいなと思ったりする人がいたら、自分からアプローチしてみましょう。
好きだと知られるのが嫌という人もいるかもしれませんが、友人を増やす感覚で気軽に話しかけたり挨拶を習慣化したりするだけでもOKです。自分から異性に近寄ることが少し露骨すぎる…と感じる必要はありません。
アプローチすることに慣れていない人は、お互いのことを知るためにさまざまな話題でコミュニケーション。共通点が見つかれば急速に仲良くなれるでしょう。
出会いを増やす
恋愛ができない、人を好きになれないというのは対象になる存在がないことが考えられますので、出会いを増やすことが必要です。街コン、合コンなどに行くのは面倒かもしれませんので、友人に「いい人がいたら紹介してほしい」とお願いするなど、手軽にできるところから始めるのもOK。
また職場の飲み会に積極的に参加したり、趣味のサークルに参加したりすることも出会いにメリットがあります。
自分磨きをしよう
人を好きになる時、自信がないとアプローチする勇気がなくなります。大人の恋愛はゆっくりと、まずは自分を大切にしながらチャンスを掴むことが大切。
仕事に打ち込むだけでなく趣味を始めたり、ダイエットやファッションに興味を持ったり、快適な自分磨きもぜひ同時に始めてみましょう。
まとめ
大人の恋愛はゆっくりでいいのです。結婚を意識している場合も、まずは恋愛相手として成立しないことには将来は考えられません。この機会に本音と建前がはっきりしてしまう大人の恋愛観から脱却し、素直な感情を重視して見直してみましょう。
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