一方的に話す人との会話が疲れる!上手な対処法でよい印象を与えるコツ

コミュニケーション

一方的に話す人との会話は、自分が発言するタイミングを掴んだり、相手にリアクションしたり、一度に色々なプレッシャーを感じるので疲れますよね。

お互いにキャッチボールのようにやりとりするコミュニケーションは快適で、会話にも集中できるので、よりよい距離感を築くこともできます。しかし会話のスタイルは人によって異なりますので、時にはとてもストレスになることも。

そこで今回は、一方的に話す人と会話するコツや相手によい印象を与えるコミュニケーションのテクニックについてご紹介していきましょう。

 

一方的に話す人の理由について

一方的に話す人との会話が疲れる!上手な対処法でよい印象を与えるコツ「昨日は仕事でさんざんだったよ…」「友達からのLINEが笑えた!」など、一方的に自分のことばかり話す人は周囲にいますよね。決して珍しいことではありませんが、なぜ相手のことを考えず一方的に話すのか、理由をご紹介しましょう。

 

承認欲求が強い

他者から自分の存在を認めてもらいたいと感じたり、自分の価値を評価してもらいたいと思ったりする「承認欲求」が強い人は、一方的に会話する傾向があります。

皆で輪になって話している時、いつも聞いているだけの人もいますよね。しかし承認欲求が強い人は、自分の存在に価値をつけたがるため、人の話を遮って話題を変えたり目立ちたがったりします。

一方的に話す人は他人を褒めることは少なく、逆に自分が褒められるまで話を続けます。他人と比較しがちなところがあり、存在感のない自分に自信を持てないことが理由かもしれません。

 

社交的な性格

一方的に話す人は社交的な性格なので、相手が誰でも一人でひたすら話し続ける傾向があります。たとえ相槌を打ってくれなくても、ただ話したい願望を満たせればそれでOK。

社交的な人は、相手が楽しんでいると思っている場合も多く、ちょっとした温度差を感じます。基本的に好奇心が旺盛で、自分から話題を振ってくれる親しみやすい雰囲気。

本来社交的な人とは人の話を聞くスキルも持っていますが、一方的に会話をする人はおしゃべりが好きなので、自分と似たようなタイプの人を選んでコミュニケーションを楽しむ場合もあります。

 

黙っていられない

一方的に話す人は沈黙に耐えられないためで、黙らないよう会話を続けています。沈黙することがとても悪いと感じるので、他人とのコミュニケーションの際にはプレッシャーを感じているかもしれません。

大人しい人と会話する際は、特別意識して何かを話さなければいけないと不安に。一方的に話すだけでなく、話題がつまらなくなってしまうなど、余計な話でさらにその場の雰囲気が悪くなってしまうこともあるでしょう。

 

プライドが高い

一方的に話す人はプライドが高く、他人よりも自分のほうが立場は上、何をやっても優れているといった意識が強いです。会話する際も、黙っているより話したほうが相手をコントロールしている気分になるので、マウントをとっているともいえますね。

プライドが高い人は自慢話が多く、仕事の成績やデートの自慢など、相手が興味を持っていなくても会話を続けてきます。自己主張が強く、他人の話はあまり聞かないでしょう。

自分よりも凄い話題を持っている人にはライバル意識を抱くので、負けたと思うとつまらなそうにその場からサッと逃げてしまうかもしれません。

 

心配りに欠ける

一方的に話す人は心配りに欠けるところがあり、コミュニケーションの特徴は自分勝手であること。基本的に聞き手にはならず、自分だけが話している立場が好きで、相手が意見を言うチャンスを与えません。

何でも自分の思い通りになると信じて疑わないので、些細な会話でも相手が期待通りのリアクションをすると思い込んでいるのでしょう。共感してくれる人には好意的ですが、指摘してくる人には強い態度で言葉をかけてくることもあります。

 

緊張している

緊張しているとせっかちになり、会話のスピードがいつもより早くなることがありませんか。内容はあまり意識せずとにかく言葉を並べ立てて、緊張していることが相手に気づかれないよう自分なりに配慮しています。

人前で話すのは、たとえ1対1でも多少の緊張感はあります。とくにコミュニケーションに苦手意識がある人は、緊張して冷や汗をかいたり声のトーンが上がったり、自分でも心身の変化に気づいているでしょう。ストレスや不安を抱えると、このような緊張がひどくなることもあります。

 

一方的に話す人と上手に会話するテクニック

一方的に話す人との会話が疲れる!上手な対処法でよい印象を与えるコツ一方的に話す人は、色々な立場の人がいると考えられます。自分の立場を悪くしないためにも、よい印象を与える会話のコツをご紹介しましょう。

 

真剣に話を聞く

「また自慢が始まった…」と最初から否定的になってしまうと、相手の話を上の空で聞くことになってしまいます。職場なら小言が多い上司のように、早く話が終わらないかとイライラすることもあるでしょう。

自分の聞き方次第でストレスの感じ方は変わってきますので、逆に避けるよりも真剣に相手の話を聞いてみてください。すると、相手の言いたいことが少し先読みできるようになり、納得してもらえるリアクションができるように。

「あ、その映画は私も観ましたよ」のように返答でき、きちんと話が通じたと相手も納得できて、興味を得られたことで満足します。

 

聞き流してしまう

コミュニケーションは、全ての人と100%上手くできるものではありません。お互いによい雰囲気で終わらせるためにも、きちんと聞き役がいるかどうかがポイント。

一方的に話す人との会話はとても疲れますが、全ての言葉を理解して相手の伝えたいことまで把握する必要はないのです。コツは、相手の発言からキーワードを見つけて繰り返すこと。

それ以外はほとんど聞き流してしまっても、ポイントを捉えれば決して苦痛にはなりません。たとえば「昨日は仕事で疲れたから帰りにテイクアウトした」という話なら、「テイクアウトしたんですか?」と言葉を繰り返すだけ。

相手が自慢したいこと、理解してもらいたいことをキャッチして、その部分だけ繰り返しておけばよいのです。

 

共感しすぎない

一方的に話す人は、自分が相手を楽しませていると勘違いしていることもよくあります。また話題提供が上手いのでコミュニケーションスキルが高いと自信を持っていることもあるでしょう。

一方的な会話になるのは、もしかすると相手のせいではなく自分が無意識に仕向けている可能性も。共感してあげる人は、何でも「そうですね」「その通りですよ」「それ、いいですよね」など、相手の気持ちが楽になるようにコミュニケーションをとっています。

しかし実際には、何を話せばいいかわからない時に共感することもありますし、自己主張が苦手な人がとりあえず相手に共感する場面も。これからは自信を持って自分の意見を少しアピールしてみましょう。

 

話題を変えてみる

一方的な会話で疲れた時は、無理に話題を変えてしまうのもコツのひとつです。自分が相手に利用されているだけだと感じるコミュニケーションはたまにありますよね。

いつまでも自慢話を聞き続ける人、何でも褒めてあげるので相手が心地よく話せる人など。ストレスや不安は人間関係にも影響することなので、これからは強い意思をアピールするために自分から話題を提供することもよいでしょう。

 

まとめ

一方的に話す人は、悪気があってやっているのではないはずですが、そうなってしまう理由を考えると相手の人間性も少しは見えてくるのではないでしょうか。

コミュニケーションスキルを高める意識は、人間関係にもメリットを与えます。よい聞き手にも話し手にもなれるよう、柔軟な立場を意識してみてくださいね。

 

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