かぎ針と棒編みの難易度の違いは?初心者が編み物をするならどっちがいい?

趣味

かぎ針と棒編みの難易度の違いはあるか、これから編み物を趣味にしたい人はまず悩むところではないでしょうか。男性にも最近人気がある編み物の趣味ですが、ビギナーなら簡単な方をまずトライしたいという気持も納得です。

そこで今回は、かぎ針と棒編みの難易度の違いについて詳しくご解説していきますので、ビギナーは自分に合うものを選んでチャレンジしてみてくださいね。

 

かぎ針と棒編みの特徴について

かぎ針と棒編みの難易度の違いは?初心者が編み物をするならどっちがいい?かぎ針と棒編み(棒針編み)は編み方が異なるだけでなく、それぞれに特徴がありますので、魅力についてポイントごとにご説明しましょう。

 

かぎ針の魅力について

歴史の長い「かぎ針」を使う編み物は、セーターやアクセサリー、バッグなど、通年使用するようなあらゆる作品が作れます。かぎ針1本だけで編むため、編み物の基本とも呼べるでしょう。

さらにレシピが多彩で小さなものが作れるので、短時間で完成できることは達成感にもつながり、コツコツと作り上げていくのが苦手な人にもおすすめ。編み物を始めたばかりでもハードルが低いことや、多種多様な作品にチャレンジできることはかぎ針の魅力です。

編む手仕事の代表的なツールで、持ち方は鉛筆と同じ。気軽に編み物にトライできます。かぎ針は裏編みがないので、棒編みで断念した人にも挑戦しやすく手順に沿いやすいことも魅力です。

 

棒編みの魅力について

棒編みはセーターや膝掛けなど、大きな作品を作るのに適した編み物なので、作るまでの醍醐味を体験したい人によいでしょう。慣れればたくさん編めますし、セーターや帽子など、実用的な防寒アイテムも手作りできることが魅力。

棒編みは、かぎ針のように糸を引っかけるフックがないので滑りやすいデメリットはあります。そして表編みと裏編みがあり難しそうに感じることも特徴といえるでしょう。

 

かぎ針と棒編みの難易度の違いについて

かぎ針と棒編みの難易度の違いは?初心者が編み物をするならどっちがいい?かぎ針と棒編みの難易度ですが、初心者ならかぎ針のほうがおすすめされています。その理由についてご解説しましょう。

 

フックで編みやすい

かぎ針と棒編みの難易度は感じ方の違いで、どちらが初心者に必ず向いているとは断言できないところです。しかしツールの形の違いを考えると、かぎ針のほうが先端がフックになっているので毛糸を引っかけやすいことがメリットです。

棒編みは手の動かし方によってループが棒から外れてしまうこともよくありますので、慣れない間は緊張して肩が凝ってしまうこともあるでしょう。子供の編み物にもかぎ針はおすすめされていますので、難易度としては初心者向けといえます。

 

小さいものから作れる

かぎ針と棒編みの難易度で初心者にかぎ針がおすすめできるのは、かぎ針のほうが作品のサイズが小さいこと。もちろん大きなものも作れますが、初心者はいきなりセーターなどの大きなものよりもコースターなどの小物をかぎ針で作ったほうがモチベーションがアップします。

セーターを編む場合、ゴム編みやメリヤス編みなど、棒編みは色々と編み方を変える手間もあり、何より時間がかかります。途中で失敗したまま挫折することもよくあるので、初心者は達成感を得るためにもかぎ針が向いているといえるでしょう。

 

繊細なデザインが作れる

かぎ針と棒編みの難易度の違いは、どちらもメリットとデメリットはあるので、その点は初心者が理解しておきたいポイントです。しかし一般的にかぎ針が初心者におすすめされるのは、レースやネット編みなどの模様も慣れると作れるため。

しかもぬいぐるみやアクセサリーなど、サイズが小さく女性らしい繊細なものができるので、プレゼントにもできそうですね。かぎ針の基本は長編み、こま編み、鎖編みなどがあり、しっかりした編地になります。

 

初心者はどうやって編み物を習う?

かぎ針と棒編みの難易度の違いは?初心者が編み物をするならどっちがいい?かぎ針と棒編みは難易度が若干異なりますが、編み物はとても複雑で取り掛かるのに勇気が必要です。では、編み物に興味を持ったらどのようにして習えばいいのか、趣味を始める方法についてご紹介します。

 

本で覚える

編み物を覚えるには独学でマスターすることも可能で、市販の初心者向けかぎ針入門や棒編み入門などを購入して勉強しましょう。ハンドクラフトは、在宅時間が長くなった頃から徐々に趣味として普及しており、書籍の種類も増えています。

レベルに合わせて選べるので、初心者はまず本で編み方の基本、編み図などを身につけていきましょう。この方法のデメリットは、書籍だけで編み物を完璧にマスターするのは難しい点。平面的なイラストで説明されているのでイメージしにくいこともあります。

また簡単に始めようと思い読みやすい本を購入すると、情報量が少なく説明がわかりにくい場合もあるので注意が必要です。

 

動画で覚える

YouTubeなどの動画で編み物の基本はたくさん紹介されていますので、初心者はかぎ針や棒針の持ち方や糸のかけ方、編み始めなど、基礎から覚えることができます。

本とは異なり実際に動きがあるので、動画のほうが独学に向いているかもしれません。何より無料でかぎ針と棒編みの難易度の違いも分かることが嬉しいポイントです。

デメリットは、動画だと早すぎて動きが学べない場合があったり、針の動きを意識してしまい編み図の意味がわからなかったりすることも。本と合わせて活用すると理解しやすくなるかもしれません。

 

編み物教室に通う

かぎ針と棒編みの難易度がわからない人や、基礎からきちんとマスターしたい、両方ともやってみたいという時は編み物教室に通うこともおすすめです。難しいことも講師にきちんと教えてもらえますし、間違えた時も正しく対処できます。

ただし教室に通うには費用がかかり、毎回決められた時間に行くなど、多少の負担がかかることは独学にはないデメリットです。

 

オンラインで学ぶ

編み物を習うなら、自宅で手軽にオンラインコースを受講することも可能です。通信学習のように教材や教本が全て揃い、わからないことは質問しながら技術を身につけられることがメリット。

最近はスキルをシェアするオンラインサービスもありますので、編み物の講師を個人的に探してマッチングすることも可能です。この場合も費用はかかりますが、詳しい人に教えてもらえることは大きなメリットになります。

 

ワークショップやイベント

近所の手芸店やカルチャースクールなどで初心者向けのワークショップを開催していることがありますので、参加して編み物を体験してみることもおすすめです。

講師に教えてもらえて、しかもスクールに通うよりも低コスト。しかしワークショップは継続的ではなく、単発や数回だけ開催されるものが多いので、上達するまでには到達しないこともあるでしょう。全くの素人よりも少し独学で編み物ができるレベルのほうがワークショップはメリットが感じられます。

 

編み物キットを使う

かぎ針と棒編みの難易度の違いを体験するなら、市販の編み物キットを使ってみましょう。道具、糸、編み図など、必要なものが全て揃っていますので、編み物の初心者にもおすすめ。

全て自分で揃えるとなると、糸の数や編み棒のサイズを調べる手間がかかりますが、キットはその点安心です。まず簡単な作品を作り、編み物の雰囲気を体験してから趣味にするかどうか判断することもできますね。

 

まとめ

かぎ針と棒編みの難易度は捉え方によって異なり、どちらにも難しい要素はあります。しかし初心者向けのレシピもたくさんありますので、決め手はどちらも体験して判断することがよいかもしれません。

編み物の趣味は、一人で集中したい人やコツコツと時間をかけて作ることが好きな人向け。出来上がった作品は実用できるので、編み物の趣味はモチベーションがアップしやすいでしょう。

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