くすみ改善は洗顔からまずアプローチ・注意ポイントや美肌を導入するコツについて

美容

くすみ改善は、美容液や美白効果が期待できるローションなどで行っている人は多いですよね。しかしスキンケアの基礎である「洗顔」も、とてもメリットが期待できるくすみ改善のコツです。そこで今回は、丁寧な洗顔でくすみを軽減させるコツについてご紹介していきましょう。

 

くすみの原因はひとつではない!

くすみ改善は洗顔からまずアプローチ・注意ポイントや美肌を導入するコツについて年齢と共に気になり始める肌の「くすみ」ですが、加齢だけが原因ではありません。すっぴん肌に自信を持つためには、いくつもあるくすみの原因について理解しておきましょう。

 

紫外線

くすみ改善をするには、原因に合ったケアがコツになります。肌が茶色っぽく見えるくすみはメラニン色素が原因で、紫外線によるメラニン生成が活発であるため。

紫外線にはUV-A・UV-B・UV-Cの3タイプがあり、その中でもUV-Bは肌に与えるダメージが多いものです。どのタイプの紫外線にしても、普段の紫外線対策は欠かせないですね。

外出する際に日焼け止めを塗らない、UV効果が期待できるメイク用品を使わず屋外で過ごす人は、メラニン色素が沈着して肌がくすんで見えることも。また同様に外部の刺激としてゴシゴシ肌をこする洗顔もくすみの原因です。

 

血行不良

くすみ改善のためには肌の血行を改善することも大切で、肌の血色が悪く青くすみになりやすい人は注意が必要です。血行不良は普段の生活習慣や睡眠の質、運動不足などが影響しやすい特徴があります。

とくに睡眠時間が少ないと自律神経にも影響を与えますので、女性の肌に大切なホルモンバランスも乱れるかもしれません。冷え性の方は夏もエアコンで冷えないよう洋服で調整する、シャワーだけではなく湯船に入る、温かいものを食べるといった習慣も心がけてみましょう。

 

ターンオーバーの乱れ

年齢と共に乱れる肌のターンオーバーは一般的に28日前後といわれていますが、長いと40日以上かかることもあります。くすみ対策用のコスメを使ってもなかなか変化が感じられないのは、ターンオーバーの乱れも影響しているのでしょう。

メラニン色素は通常肌の表面に押し上げられて排出されますが、ターンオーバーが不安定だと角質層内で沈着してしまう可能性もあります。

 

肌の汚れ

くすみ改善に洗顔でアプローチできる理由のひとつは、肌に汚れが蓄積されている可能性があること。メイクの残り、古い角質、ホコリや花粉など、肌についた汚れは洗顔だけでは落とせないこともあり、毛穴に角栓ができると肌全体的がくすんで見えてしまいます。

さらに汚れが詰まった毛穴は広がりもっと汚れやすくなるサイクルが続くため、肌のリセットが必要です。

 

くすみ改善におすすめの洗顔方法について

くすみ改善は洗顔からまずアプローチ・注意ポイントや美肌を導入するコツについてくすみ改善は、肌の表面だけでは対処できない原因もありますが、まずは毎日行う洗顔で改善できるトラブルにアプローチしてみましょう。大人の肌は洗顔がとても大切。透明感を取り戻すためにも、正しい洗顔方法を取り入れてみてください。

 

30℃以上のぬるま湯で洗顔

洗顔は汚れを落とすことが目的ですが、同時に血行改善にもメリットがあるように温度も意識してみてください。冷たい水で落ちない厄介なものは、皮脂やメイクの油成分。

洗顔時の温度は30℃以上のぬるま湯で、ベストなのは肌よりも少し冷たい32℃前後です。熱すぎると皮脂が完全に洗い流されてしまい乾燥の原因に。くすみ改善には洗顔時のお湯の温度がとても大切で、オールシーズン温度を一定にしておきましょう。

 

手を洗ってから泡立てる

くすみ改善の洗顔方法は、最初に手を洗って汚れを落としておくことがコツです。意外とやらない人も多い手洗い。目に見えない雑菌や油汚れなどもありますので、洗顔料の作用を邪魔しないためにも清潔な手にしておきましょう。

次は洗顔料を手にとり、泡立てネットで細かい泡をたっぷり作ります。水っぽくならないようクリーミーな泡を作ることが理想的です。

 

Tゾーンから始める

くすみ改善の洗顔は、ニキビケアと同じく皮脂分泌の多いおでこや鼻のTゾーンから泡をのせていきます。洗う時はゴシゴシと擦らず、指が肌に触れない感覚を意識しましょう。

皮脂が多いところからくるくるマッサージするように泡を転がすイメージで洗顔していきます。皮膚が薄い目元や口元は、すっぴん時なら泡をのせるだけでも充分。あまり擦らず、優しく押さえるようにしてサッと洗いましょう。

 

すすぎは20回以上を目安に

くすみの原因になる汚れは、洗顔時のすすぎが充分でないことも考えられます。すすぎは20回を目安に、洗顔料や汚れが残れないようしっかり洗い流しましょう。

この際も温度はぬるま湯で、耳の付け根やフェイスラインなどもきちんと洗うこと。すすぎの後は、清潔なタオルで顔を押さえるようにして水分を拭き取ります。

もし入浴中に洗顔する場合は、シャワーで洗顔はせず必ず蛇口から手でお湯をとりすすいでくださいね。シャワーは水圧も温度も高く肌にダメージを与え、メラニン色素がさらに活発になってしまいます。

 

保湿は5分以内にする

洗顔後は肌が乾燥しやいので、5分以内に保湿ケアをしてください。石鹸成分の働きで肌のバリア機能が低下している状態。どんどん肌から水分が逃げていくので、乾燥しないよう化粧水や乳液など、いつも通りのお手入れで肌を整えておきましょう。

 

くすみ対策に特化した洗顔料選び

くすみ改善は洗顔からまずアプローチ・注意ポイントや美肌を導入するコツについてくすみ改善は、洗顔料選びも効果を左右する大事なポイントです。毎日使うものなので、刺激も美容効果も蓄積されていきます。では、くすみ対策によい洗顔料の選び方をご紹介しましょう。

 

おすすめの3タイプ

洗顔料は種類がとても多く、洗浄力だけを意識してしまうかもしれませんが、くすみ改善にメリットが多いのは3つのタイプです。まず「酵素洗顔」は肌のざらつきや毛穴の開きが気になる人、角質ケアをしたい人におすすめで、比較的若い年齢の肌のくすみ改善にもよいでしょう。

酵素成分は皮脂やたんぱく質を落とせるため、オイリー肌や厚塗りメイクにもよいかもしれません。「クレイ洗顔」は、吸着力のよい泥成分を配合したものです。

洗顔だけでは落ちにくい毛穴の汚れもすっきりするので、肌のトーンアップでくすみにアプローチしたい人向け。カオリンやモンモリナイトなど、保湿効果も期待できる成分がチェックポイントになります。

「ピーリング洗顔」は、ニキビ肌や肌のごわつきを改善したい人によいでしょう。ただセルフでやると肌に負担がかかるリスクがありますので、サロンなどでやってもらうと安心です。

 

効果的な成分が入っているか

くすみ改善は汚れをとるだけでなく、メラニン色素などの原因にもアプローチできる美容成分が入った洗顔料を使いましょう。ビタミンC誘導体やヒアルロン酸などは乾燥によるくすみ対策におすすめで、肌細胞を活性化する作用も期待できますので、年齢サインが気になる肌にもよいでしょう。

アルブチン、プラセンタエキス、ナイアシンアミド、トラネキサム酸などもくすみやシワ対策に有効な美容成分なので、洗顔料選びの際に配合成分は必ずチェックしておきたいですね。

 

低刺激のもの

洗顔料には香料や色素などの添加物が使用されたものも多いので、肌のバリア機能に負担がかからないよう低刺激や無添加のものを選びましょう。最近はアミノ酸系洗顔料も人気。優しく洗い上げる洗顔で、肌本来の回復力をアップさせることもよいかもしれません。

 

まとめ

くすみ改善は、洗顔からコツコツとアプローチしていきたいですね。習慣としてあまり意識せず洗顔をしている人も多いかもしれませんが、クレンジングや保湿ケアなど、他の要因とも合わせて基礎から美肌に向けたケアを始めてみましょう。

肌トラブルに合わせた洗顔料が近年増えているので、前向きな気持ちで楽しく選んでみてください。

 

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