ハーバリウムの選び方は、種類が多いので何を基準にするべきか判断しづらいこともあるでしょう。自分用やプレゼントでも人気が高まっているハーバリウム。
生活シーンの一部になるよう、満足できるアイテムを選びたいですよね。そこで今回は、ハーバリウムの選び方で迷った時に意識したいポイントを詳しくご紹介していきましょう。
選ぶ際にこだわりたいポイント
Instagramでも人気がある、綺麗で癒し感たっぷりのハーバリウム。どれを選んでも間違いはなさそうですが、長期間楽しむには選ぶ際にいくつか意識しておきたいポイントがあります。では、ハーバリウムを選ぶ際のポイントについて詳しくご説明していきましょう。
ボトルの形
ハーバリウムとは、プリザーブドフラワーなどをガラス瓶に入れて専用オイルで漬けてあるアイテムです。ボトルの形は、インテリアとマッチさせるためにも大切なポイントです。
可愛い丸みのあるフラスコ型や、すっきりとしたシンプルな四角形のボトル、男性人気の高いウイスキーボトルタイプなど、色々なデザインがあります。
花材が同じでも、ボトルによって雰囲気が変わるのでいくつか比較してみましょう。また、飾る場所のスペースも意識しておくと、ボトルのデザインが選びやすくなります。
大きさ
ハーバリウムの選び方は、サイズも意識しておくと安心です。インテリアとして飾るなら、それなりの存在感が得られるものがよいでしょう。
しかしあまり大きいものだと価格も高くなりますので、予算とサイズのバランスを考えながら選んでみてください。たとえばショップで飾るラージボトルは、透明感も充分に楽しめますし、何より高級感がアピールできます。
自宅のトイレのような狭いスペースなら、さりげなく飾るティアドロップなどもよいでしょう。リビングに小さいサイズを何本か並べる方法もあるので、空間演出をイメージして選んでみてください。
ギフトは相手をイメージして選ぶ
ハーバリウムの選び方が難しいのは、プレゼントで購入する場合ではないでしょうか。クリスマス、誕生日、入学祝いなど、色々なシーンで選ばれていますが、その場合は贈る相手のことをイメージしておきましょう。
まずは性別。男性ならブルー系などのクールなイメージのもの、女性ならピンクやイエローなどのキュートなタイプが喜ばれやすいでしょう。
花材については、例えば普段お世話になっている方には高級感のある蘭などがおすすめです。受け取った人が笑顔になってくれるような素敵なハーバリウムを選びましょう。
季節を意識する
ハーバリウムの選び方は、使用されている花材で季節を意識することもできます。生花ならすぐ枯れてしまいますが、ハーバリウムは長期間鑑賞できるため、お手入れもなく空間に季節感をプラスできます。
春なら桜、夏はトロピカルでカラフルなものなど。ハーバリウムがあれば、忙しくて花のお手入れができない人やオフィスのデスクなどでも簡単に季節感を演出できます。
カラーで選ぶ
ハーバリウムの選び方は、カラーがとても重要なポイントになります。一般的に人気があるのは、存在感があるはっきりした色合い。赤や青、紫などは、インテリアとしても目が奪われる素敵な人気色です。
色選びは贈るシーンによっても変わりますが、大人っぽい色、キュートな雰囲気、透明感を意識するなど、人によって好みは色々とあるでしょう。
色彩が与える効果を考えて購入する方も中にはいて、女性らしさを象徴するピンクや集中力がアップする青などもおすすめです。
値段で考える
ハーバリウムは値段が高そうに見えるアイテムですが、プリザーブドフラワーのギフトと比較するとさほど違いはありません。人気があるのは、2,000円~3,000円台。
使用する花材の量が少ないと安い、手間がかかっているものは高いなど、価格帯は幅広いです。年間通して生花を飾るよりもハーバリウムを飾ったほうがコストは安くなりますので、コスパも意識して選んでみましょう。
花材で選ぶ
ハーバリウムの選び方は、使用されている花材もこだわりたいポイントです。一見色だけが目立ってしまいがちですが、花材は季節感や空間との馴染み方などを左右します。
好きな花がすでに決まっている人なら、比較的決めやすいでしょう。どれにするか悩むという場合は、自由に組み合わせたものがおすすめ。人気があるのは、色がたくさん選べるアジサイ、組み合わせやすいカスミソウ、可愛いペッパーベリーなどです。
また、茎を楽しめるお花や観葉植物などもおすすめです。花材はプリザーブドフラワーやドライフラワーが使用されており、専用オイルに漬けるとより発色がよくなる材料もあるので、自分で作る際はそんな点も意識しておくとよいでしょう。
単品かセットか
ハーバリウムは、ボトル1本だけで飾っても充分素敵なインテリアになりますが、選ぶのが難しい場合はセットで飾ることもおすすめです。
3本セットなど、バリエーションを色々と揃えておくと、より豪華になり透明感もアップ。ハーバリウムのセットは同じ色味で揃える方法もありますが、カラーバリエーションを変える、更にボトルのサイズを変えるなどのアイデアで豪華な空間演出をイメージしてみましょう。ギフトにする場合、セットタイプはとても喜ばれやすいです。
用途ごとの選び方のポイント
ハーバリウムの選び方は、ギフトで使う場合の用途もこだわりたいポイントになります。様々なシーンでプレゼントされていますが、用途ごとに意識したいポイントをご紹介していきましょう。
結婚式
ハーバリウムは結婚祝いでも選ばれるアイテムで、華やかなウエディングのアレンジをしたものや、二人の新しい門出を祝い白を基調にしたものなどが人気です。
また、寄り添う二人をイメージしたペアのハーバリウムセットなども素敵です。結婚祝いを贈る際は、二人の趣味やライフスタイルを考慮することもおすすめ。
アウトドアが好きなカップルならグリーン系など、日常に取り入れることで気持ちが癒されるものがよいでしょう。
誕生日
誕生日プレゼントにするなら、相手の嗜好をベースにしてハーバリウムを選びましょう。現在興味を持っていることや好きなものを事前にリサーチすることが大切です。
好きな色があれば、それをベースにしてハーバリウムを選ぶこともおすすめです。相手にあまり気を遣わせたくない場合は、ボールペンやキーホルダーなど、小物アイテムもよいでしょう。実用的なハーバリウムは毎日使ってもらえるので、贈った側も嬉しくなります。
開業祝い
贈り物でとても悩むのが開業祝い。一般的なアイテムとしては観葉植物が人気ですが、ハーバリウムにも観葉植物を花材として使うものがありますので、存在感がある素敵なものを選びましょう。
また、開業祝いには忌み色の黒などは避け、無難なグリーンやピンク、イエローなどにすることがおすすめ。サイズはできるだけ大きいものか、セットで飾れるものもよいでしょう。
入学祝い
ハーバリウムを入学祝いに贈る場合は、実用的なものがおすすめです。ボールペンや写真立てなど、最近は小物にハーバリウムを合わせたものが増えていますので、年齢層や性別を考えて毎日使えるものを選びましょう。
入学祝いは、進学する学年や入学先によっても金額は若干異なりますので、相手との関係性も考慮しながら予算を決めることが大切です。
男性向け
贈る相手が男性の場合、あまり女性らしいものよりもクールな印象を与えるハーバリウムがよいことも。その場合、色味を意識してブルーやグリーンにする、もしくは相手が好きなフィギュアを入れたものなどもおすすめです。
男性にとってお花は手がかかるものというイメージがありますが、ハーバリウムなら水やりも不要なので、お花のプレゼントとしても活躍します。
まとめ
ハーバリウムの選び方で迷った時は、まず贈る相手が喜ぶ表情をイメージしてみてください。ハーバリウムの魅力である輝きや透明感は、イメージ通りに相手に伝わるはずです。予算、カラー、サイズ、用途など、ポイントを絞って素敵なアイテムをぜひ選んでみましょう。