ダイエットダンスの効果は、ウエスト周りをすっきりさせたり体重を減らしたり、さまざまなメリットが期待できます。ダンスを趣味にしている人はとても増えており、楽しく踊りしかもダイエットまでできるなら一石二鳥ですよね。
趣味はストレスを発散し、自分の時間に集中できる大切なもの。毎日モチベーションを維持して暮らすためにも、趣味を持つことはとてもおすすめです。
そこで今回は、運動が好きな人、健康意識が高い人に人気がある「ダイエットダンス」の効果について詳しくご紹介していきましょう。
ダイエットダンスについて
ジャズダンス、バレエ、ヒップホップダンスなど、ジャンルが多彩にあるダンスの世界。大人になって趣味にする人も多く、気持ちよく汗をかいてリズム感を養えるなど、あらゆるメリットが注目されています。
では早速ですが、近年注目されているダイエットダンスについて、特徴をポイントごとにご紹介しましょう。
ダイエットダンスとは何か?
ダイエットダンスは、身体的な効果が色々と期待されていますが、そもそもダイエットダンスとは何かというと、ダイエットに効果的なダンスのことです。
社交ダンスやジャズダンスのようなダンスのジャンルとして存在するよりは、さまざまなダンスを取り入れてダイエットをすると解釈するとよいでしょう。
基本的にどのダンスもダイエット効果は期待できますが、楽しく踊りながらダイエットすることがダイエットダンスのコンセプトです。
YouTubeでトレンド動画に!
ダイエットダンスの効果が話題になり始めたのはYouTubeがきっかけ。ダイエットに効果があり自宅で簡単にできるため、ダイエットダンスチャレンジとして動画から人気が広がりました。
ダイエットに運動は必須。しかしエクササイズとなるとプレッシャーを感じ、なかなか続けられないものです。しかしダンスなら音楽に合わせて体を動かして、楽しんでいる間にダイエット効果まで得られることが特徴。
ダンス初心者も動画で練習しながらダイエットできますし、「腹筋ダンス」「下半身3分間ダイエット」「アニソンのダイエットダンス」など、色々な動画に毎日トライできるでしょう。
ダイエットダンスはどのジャンル?
ダイエットダンスとして特別なステップや振り付けがあるわけではなく、全体的にダンス要素を取り入れていますので、興味があるジャンルでダイエットすることが可能です。
たとえばダンスソングを完コピしたり、K-POPが好きな人ならヒット曲でダンスしたり。または若い頃にディスコで踊った80年代や90年代の洋楽ヒット曲、ヒップホップなど、さまざまなジャンルでダイエットダンスができます。
短時間のエクササイズ
ダイエットダンスは数分間の短いものが多く、楽曲1曲分だけなど、誰でも続けられそうな長さが特徴です。最初から最後まで踊っても5分前後のものも多いので、ちょっとした空き時間を使ってできます。
ダイエットダンスの効果について
ダイエットダンスの効果は、かなり期待できることがいくつかあります。運動に苦手意識がある人でも気軽に始められるため、まずはメリットについて見ていきましょう。
高い消費カロリー
ダイエットダンスの効果で期待できるのは、高い消費カロリーです。年齢や運動量によって異なるものの、激しいダイエットダンスを30分間行った場合、男性なら約190kcal、女性なら約150kcalもの消費カロリーが期待できます。
軽いダンスを30分ほど行ったケースでは、男性なら130kcal前後、女性なら100kcal前後のカロリーが消費できるといわれています。これだけのカロリーを効率的に消費できるのは、ダイエットダンスの魅力的な効果といえます。
脂肪燃焼
ダイエットダンスは、水泳やジョギングなどの有酸素運動に近い効果が期待でき、お腹のたるみ、ヒップ、二の腕、または外から見えない内臓脂肪などもダイエットダンスで燃焼することが可能です。
体を動かすと脂肪を分解してエネルギーに作り替えますので、運動を継続するほど脂肪燃焼に効果的なのです。そのためにおすすめされる運動はジョギングなどの有酸素運動で、負荷が軽めのものを長時間続けることが有効とされていますので、ダンスも有酸素運動としておすすめです。
ストレス発散
ダイエットダンスの効果はストレス発散で、幸福感や高揚感がアップするエンドルフィンの効能がさらに実感できるといわれています。エンドルフィンは神経伝達物質のひとつで、分泌が増えると免疫力アップ、ストレス発散などの効果が期待できるものです。
またダンスはスポーツでありながらアート的な魅力もあり、楽しみながら気分をリフレッシュできることもダイエットダンスの効果です。
姿勢が改善される
ダイエットダンスは全身を動かしますので、筋肉が強化されて姿勢がよくなることがあります。プロのダンサーはプロポーションがよく、歩く姿も素敵ですよね。
鏡を見ながらダンスの練習をしていると、自分の姿勢が気になりますので、定期的に練習すると自然と背筋がピンと伸びてエレガントな姿勢へと改善できるでしょう。
可動域が広がる
ちょっとした動きで腰や腕を痛めることがありますが、これはストレッチだけでは改善できない関節可動域があるためです。ダイエットダンスは硬い筋肉を柔軟にして、ジャンプやステップなどであらゆる関節が動きやすくなります。
体が硬い人は、筋肉の萎縮や関節のこわばりを改善することが必要。ダンスは体の可動域を広げる効果が期待でき、継続することで日常動作が軽くしなやかになっていきます。
ダイエットダンスはこんな人におすすめ!
ダイエットダンスは、初心者にも始めやすいアクティブ系の趣味ですが、とくに次のような人におすすめです。
体を動かすのが苦手
ダイエットダンスは、体を動かすのが苦手、面倒に感じるという人におすすめです。普通の運動とは異なり、「やらなければいけない」というプレッシャーがなく楽しく踊れるエクササイズなので、運動能力の有無に関係なくできます。
ダンスは全く初心者でもストレッチや簡単なステップから習うこともできるので、普段運動不足だけど何をすればいいかわからない…という人によいでしょう。
音楽が好き
音楽が好きな人は、自然とダンスに馴染める傾向がありますので、好きな音楽ジャンルでダイエットダンスを始めてみましょう。ダンスは自己表現が上手くなることもメリット。
音楽のコンセプトに合わせて体を動かすことで、さらに音楽の好みも広がっていくかもしれません。
ダイエットに挫折した経験がある
ダイエットに失敗した経験がある人には、ダイエットダンスがおすすめです。「ダイエット」と聞くと、食事制限や運動習慣など、厳しいものばかりイメージされますよね。
しかしダイエットダンスなら楽しみながらでき、しかも運動効果が期待されます。自宅でも時間の空いた時にでき、運動スケジュールも立てやすいため、継続しやすいダイエットといえるでしょう。
社交性をアップしたい
ダイエットダンスを本格的に始めるならスクールがおすすめです。きちんと基礎から学びダンスすることで、より効率的なエクササイズ効果も得られるでしょう。
社交性をアップしたい人は、スクールで仲間と一緒にレッスンするのもよいですね。友人作りをするなど、社交性を高める場所としてスクールはおすすめです。
まとめ
ダイエットダンスの効果は、有酸素運動と同じことが期待できます。ジョギングや水泳はハードルが高い…という人にも手軽にできるエクササイズなので、ダンスを趣味にしたい人やエクササイズの趣味を始めている人は、ダイエットダンスもぜひ検討してみてくださいね。