ダンスの趣味は大人に人気がありますが、とくに向いている人に共通する特徴がいくつかあります。ダンスの魅力を充分に理解して人生を豊かに変えるためにも、ダンスの趣味が自分に向いているか判断することが大切です。
そこで今回は、ダンスの趣味を始める前に考えておきたいことを詳しくお伝えしていきましょう。
ダンスの趣味について
趣味といったらガーデニングや絵画、カメラなど、色々なものがあり、ストレス発散や自分の時間を有意義に過ごすためにできれば持ちたいことです。
ダンスの趣味は近年大人に人気があり、全く経験がない人でも楽しく始められることが魅力。まずはダンスの趣味とは何か、魅力や特徴をご紹介しましょう。
ダンスの趣味でやることは何?
ダンスの趣味を大人が始める場合、一体どのようなことを趣味にするのか、ダンスでやることがわからないという人もいるでしょう。ダンスの趣味に厳しいルールはなく、料理教室に通うのと同じくスタジオに通いダンスを習う、または動画を観て自己流にダンスを練習するなど、さまざまな方法があります。
レベルアップするためには、プロのレッスンを受けるのが一番。振り付けをマスターしたり、難しいミッションをクリアしていったりすることは、趣味として楽しめる部分になるでしょう。
何から始めるべき?
ダンスの趣味を大人が始めるには、自分に向いているかどうか見極めるために自宅で練習してみるのも方法です。さまざまなダンス動画が投稿されているので、ビギナー向けのカウントのとり方やステップ、または最初のストレッチなども気軽に練習できます。
しかし独学は自分の意志で続ける必要があるので、中途半端な気持ちで始めると途中で挫折する可能性があるでしょう。また、最初の数ヶ月はなかなか上達しない時期もありますので、できれば最初からダンススクールに通って本格的に練習する方法が望ましいです。
必要なもの
ダンスを始める際に必要なものは、レッスン用の洋服。エクササイズ向けの上下セット、スウェット、Tシャツ、ダンスシューズなどがあればよいでしょう。
スクールによって持ち物が決められていることもあるので、事前に確認しておきたいですね。そしてタオルや飲み物、女性なら髪が邪魔にならないよう髪ゴムなども必要です。
本格的なダンスの趣味にするなら、自宅で練習できるスペースを確保すること。踊っている姿がチェックできるよう全身鏡、音楽をかけられるもの、室内で履くスキンシューズなどもあると便利です。
ダンスの趣味にかかるコスト
ダンスの趣味は、ジャンルによってコストが異なります。バレエのようにお金がかかるものや、気軽に始められるヒップホップダンス、コンテストの参加費用が必要な社交ダンスなど、色々なケースがあります。
ダンスの趣味を始めるには、レッスンウェアなどの初期費用以外に、スクールに通う場合は「入会金」「レッスン料」がかかり、キャンペーン中なら無料で入会できるところも。
月謝制、チケット制など、レッスン料は色々なスタイルがありますが、相場として1ヶ月1万円前後のところが人気教室の目安となります。他にも発表会や衣装代などが必要な場合もあるでしょう。
ダンスの趣味が向いている人
ダンスの趣味を大人が始める際、楽しみながら続けるためにも自分に向いているかどうか判断してみましょう。では、ダンスに向いている人に共通することをポイントごとにご説明しますので、自分と置き換えて考えてみてください。
出会いが欲しい人
ダンスの趣味は、大人にとって出会いの場になります。自宅と職場の往復だけ、もしくは専業主婦など、普段出会いのチャンスが少ない人にとってダンスは今後の人間関係を豊かにしてくれるものに。
レッスンに通うと生徒同士のコミュニケーションはもちろん、先生とも仲良くなりレッスン以外でも交流を深められるかもしれません。ダンスはチームワークが大切。
共通の話題で盛り上がる仲間は、ダンスを趣味にするからこそ得られるメリットになります。職場仲間以上にプライベートな付き合いができる可能性もあるでしょう。
運動習慣をつけたい人
運動は健康維持に大事だとわかっていても、なかなか習慣的に取り入れられないのが現実。ジョギングや筋トレなどの本格的な運動は苦手という人には、ダンスの趣味は健康維持にぴったりです。
ダンスは有酸素運動で汗をかきますので、レッスンの後はスポーツをした時と同じく爽快な気分に。週に1回のレッスンでも、しっかり体を動かす習慣が続けば、筋力や体力アップにつながるでしょう。途中で挫折しやすい人には、ダンスレッスンで運動習慣をつけることをおすすめします。
音楽が好きな人
ダンスは音楽を体で表現するもの。音楽と踊りには大切なつながりがありますので、普段から音楽を聴く習慣がある人や好きなジャンルの音楽がある人は、ダンスに向いているといえるでしょう。
音楽を聴くと自然と体が動き出すというのは、ダンスを始める理想的なきっかけでもありますので、好きな曲や音楽が明確な人は楽しくダンスができるはず。ヒップホップ音楽、ジャズ、クラシックなど、ダンスで音楽の世界も広がるでしょう。
人前に出ることが嫌ではない人
ダンスは人前で披露することでさらに世界が広がっていくものです。パフォーマンスとして観客が喜んでくれることは、ダンスを趣味にする魅力。趣味から徐々に本格的になりプロのダンサーを目指す人もいるように、人前に出るのが恥ずかしくない、または人に喜んでもらえることが好きな場合にはダンス向きといえます。
目立ちたがり屋とは少し異なり、ダンスは自分のセンスやスキルをアピールするもの。最初恥ずかしくても、レッスンでステップを踏む自分を鏡で見るとやがてモチベーションに変わっていくはずです。
もっと積極的になりたい人
ダンスの趣味は、内向的な人にはあまり向かないイメージがありますが、もっと積極的に自己アピールしたい人にはぴったりの趣味です。仲間と楽しく踊りながら練習する場所は、プレッシャーがなく自分を変えるチャンスに。目立つように大きく動く振り付けは、気分も開放的にしてくれるでしょう。
ダンスが好きな人
ダンスの趣味を始めるきっかけは、どのような理由でも構いません。カッコよく踊る人に憧れるということもダンスを趣味にする理由です。どのような趣味でも興味を持つことが大切。上手に踊れなくても、ダンスをしてみたい気持ちがあるなら上達するチャンスは必ずあるのです。
努力家
ダンスはリズム感、センス、体力など、色々な要素が含まれたもので、いきなり上手に踊ることは難しいかもしれません。発表会の振り付けを覚えるためには、スクールに通うだけでなく自宅で復習や予習も必要。
好きなことに打ち込める人や努力を惜しまない人、集中力がある人にもダンスの趣味はおすすめです。ライバル意識を持ってモチベーションがアップすると、スキルも上達しやすくなるでしょう。
観察力がある人
ダンスの趣味が向いている人は観察力があることが特徴で、先生のステップや振り付けをじっくり観察して自分のものにできるかどうかが大事です。動画でもスクールのレッスンでも、しっかり観察することが再現に欠かせないポイントになるでしょう。
細かいところまで見ながら自分が踊る姿をイメージ。ダンスは基本が大切なので、まずはしっかり観察して先生の動きをマスターしたら、自分なりのアレンジを加えてみることも楽しそうですね。
まとめ
ダンスの趣味を大人が始める場合は、ダンスを始めたい理由を自分なりに明確にしておきましょう。どのようなきっかけでも構いません。ダンスをやりたい気持ちがあるかどうかが大切。
大人になってから新しいことに挑戦するのは勇気が必要になりますが、ダンスによって自分の人生がさらに充実していくでしょう。